ダブルダッチとは

2本のロープを交互に回し、縄の中で人跳ぶ縄とびです。
3人以上で行ない、向かい合った2人のターナー(回し手)が、
右手のロープと左手のロープを半周ずらせて内側に回す中を、
ジャンパー(跳び手)が色々な技(ダンス・アクロバット等)を
交えて跳ぶというものです。
幼稚園児から大人まで手軽に誰にでもできて、集中力や持久力、
バランス力、そしてチームワークが自然に身につく楽しいスポーツです。

ダブルダッチロープについて

同じ長さの2本のロープ(太さ8mm)だけです。
シングルス用は、3.05m以上3.66m未満、
ダブルス用は3.66m以上4.27m未満のロープを使います。
JDDA公認のロープは、(株)アシックスとミズノ(株)で販売しています。

ダブルダッチ競技種目

スピード、規定、フリースタイル、フュージョンの4種目があります。
その内、スピード、規定、フリースタイルは、シングルスとダブルスに分かれています。
※シングルス:2人のターナーと1人のジャンパーの計3人で行ないます。
※ダブルス:2人のターナーと2人のジャンパーの計4人で行ないます。

1. 規定演技
決められた時間内(シングルスは25秒、ダブルスは35秒)に定められた演技を行ないます。
正確さ、優雅さが判定の基準になります。
ダブルスは二人のジャンパーが同時に演技を行ないますので、二人の正確で一致した動きも判定の基準になります。

2. スピード競技
2分間にいかに速く跳ぶことができるかを競い合う種目です。ジャンパーの左足が床についた回数を数えます。
シングルスの世界記録は1995年にPJ Foxesというアメリカサウスカロライナ州のチームが出した419回で、
ダブルスの世界記録はこちらも1995年にJumper’s in Command という
アメリカニューヨーク州のチームが出した421回です。
シングルス公認日本記録は2011年にJump☆monstarの高校生女の子4人チーム
『DIANA』がADDL World Invitational Championshipで出した408回で、
ダブルス公認日本記録も同年に同大会で『DIANA』が出した408回です。

3. フリースタイル
1分間でチーム独自の演技を行ないます。
チームワークと高度なテクニック、オリジナリティが高得点につながります。
演技中にジャンパーとターナーが交代できます。

4. フュージョン
フリースタイルの演技に、音楽を融合(フュージョン)させたもので
制限時間内(3分以内)にチーム独自の演技を行ないます。
メンバーの人数は無制限で、演技中に、ジャンパーとターナーが交代することも認められています。

ダブルダッチの歴史

ダブルダッチは、300年以上前ハドソン川のほとりのニュー・アムステルダム(現在のニューヨーク)に入植した
オランダ人によってアメリカに持ち込まれたなわとびです。ダブルダッチという言葉は、
オランダ人が複雑でおかしなことをした時に、それを指して言うイギリス人の俗語で、
イギリス人がこのゲームにダブルダッチという名をつけました。
 家の前の狭い道路でも、わずか2本の物干しロープがあれば出来ることから、
当時、子ども達の間に広まっていきましたが、交通が激しくなり遊びも豊富になった1950年代の終わり頃から、
ダブルダッチはすたれ、忘れられてしまいました。
 1973年、ニューヨーク市警の2人の警察官がダブルダッチを楽しむ女の子達の姿にヒントを得て、
スラム街で急増する少年・少女の非行に歯止めをかけるため、ルールを作り、
新しいスポーツとして再生し、普及活動が始まりました。
 翌74年に「第1回ダブルダッチ・トーナメント」が開催され、現在では全米で人気のスポーツのひとつとなり、
若者、子ども達を中心に世界に広がっています。
 わが国では1996年(平成8年)4月に日本ダブルダッチ協会(略称:JDDA)が正式機関として発足し、
ダブルダッチの普及活動を行っています。